住まいづくりを自分たちで設計するために注意点10選
住まいづくりをはじめようとする方で、かつ、自分たちで設計に挑戦してみようとする方に向けて、
これまでの経験と実績からご案内できるポイントをお伝えいたします。
1、建築基準法を遵守しましょう。
建築基準を遵守することで、家に安定性と安全性をもたらすことができます。
建築基準法第1条(目的):この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。と表現があります。この目的に沿ったルールが、建築基準法です。
2、環境への配慮を考えてみましょう。
環境に配慮して設計することで、省エネや自然素材の使用など、環境にやさしい家を実現することができます。脱炭素、省エネ、カーボンニュートラルの実現に向けら住まいづくりは、夏は涼しく冬は暖かく一年中快適に暮らしが実現できます。皆さんの健康にもつながる良い取り組みです。
3、自分らしくデザインとコストのバランスを見つける。
設計において重要なのは、デザインとコストのバランスです。デザイン性の高い素材や設備を使用することで、高級感を出すこともできますが、その分コストがかかってしまいます。設計にあたっては、「自分らしく」を実現できる予算内で最適なコストパフォーマンスを実現するように心がけましょう。
4、自分らしい機能性の考慮を考えてみる。
家の設は限られたスペースですので、各部屋の機能性を最大限に考慮する必要があります。例えば、リビングとダイニングを一体化して広く見せたり、キッチンとダイニングを繋げてスペースを有効活用するなど、使い勝手を重視したレイアウトを検討する必要があります。
5、ライフスタイルに合わせたスペースの最適化を見つけましょう。
スペースを最大限活用するために、スペースの最適化を図る必要があります。例えば、階段下や壁面に収納スペースを設けるなどの工夫が必要です。
6、最適化のなかにも開放感の確保を考えてみましょう。
スペースが狭い場合は圧迫感が出てしまいがちです。そのため、空間の開放感を確保するために、高い天井や大きな窓、明るい色調の壁紙などを取り入れると良いでしょう。
7、自然光の取り入れを確保してみましょう。
間取りや窓の配置を工夫し、自然光を最大限に取り入れることを検討してみると良いと思います。省エネ対策で開口部を小さく、少なくなることもあると思いますが、適量に自然光を取り入れるためには、必要なところを判断・決断し、最適なところへの開口部検討が必要です。
8、使う用途を考えた収納スペースの確保を検討してみよう。
小さな家では収納スペースが限られるため、効率的な収納スペースを設計することが重要です。
効率的と機能性から、住まう人の生活に沿う最適化した収納スペースを検討しましょう。
9、機能とデザインのバランスを見つけてみよう。
設計の後半は、機能性とデザイン性を両立させるように考えることが大切です。ベストは機能性と考えても、デザイン性が悪くなると一生後悔する可能性があります。ただし、このバランスは、人それぞれのバランスがあります。あの人があったから、私が対応する。ではなく、「自分らしく」できるバランスを見つけていきましょう。
10、コストと効率性のバランスを再確認しましょう。
最も重要な点です。これまで夢や希望の詰まった設計を進めてきました。結果、再度それぞれの予算が合わなく、正直残念な方向に向かうこともあり得ます。設計の初期段階から予算を並行して考えていくことが大事で、最も効率的な設計を考えることが大切です。
以上が「住まいづくりを自分たちで設計するために注意点10選」です。
今回は、内容を抜粋して記載しました。
これから設計について考えていく方は、参考にしてみてください。
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